ギャンブル依存症と趣味について
ギャンブル依存症の治療法は人それぞれだと思いますがパチンコ以外の楽しみを探すのも効果があると思います。
しかし実はハードルが高い治療法でもあります。
ギャンブル依存症の治療で通院した際に先生から聞いたんですがパチンコのようなギャンブルに一度ハマるとパチンコ屋の看板や大当たりの音等、少しのキッカケで脳が強い刺激を受けてしまうそうです。
パチンコをしていると通常時と大当たりの時間とで大きな緩急があり、刺激が快楽として脳に保存されパチンコを連想させる物を見たり聞いたりすると脳が勝手に快楽を覚えてしまいパチンコの事しか考えられなくなるらしいです。
正に依存症ですね…。
問題はパチンコの快楽を脳が覚えている限り、他の事をしていてもパチンコを超える快楽がなく楽しめない事にあります。
そんな状態では趣味を見つけるなんて難しいです。楽しくないものが趣味になる訳ありませんから。
もちろん、そんな中で見つけた本当に楽しい事なら一生の趣味になると思いますし、最高の結果になるとは思いますが今まで生きてきて趣味を見つけられていないのも事実。
趣味とは無理に探すものではないので、まずはパチンコを連想するものから離れて脳を正常な状態にすることを優先してみましょう。
脳が正常なら楽しい事なんて沢山見つかる世の中なので見える景色が変わるはずです。
これは今現在、私自身にも毎日言い聞かせている事なのでギャンブル依存症の方は一緒に「普通」を目指しましょう。