ギャンブル依存症の改善~普通までの道のり~

このブログは私自身がギャンブル依存症を改善することを目的としています。記事を読んで不快な気持ちになる方もいると思いますがお付き合い頂けたら幸いです。

ギャンブル依存症とパチンコについて

私は様々なギャンブルを経験しましたが一番ハマってしまい借金を増やしてしまったのがパチンコです。

何故パチンコにハマってしまうのか?

ギャンブル依存症の人もその家族も同じ疑問を感じた事があるでしょう。

私の個人的な考えではありますが、パチンコにハマるのは「楽してお金が貰える可能性」と「躍動感」にあると思います。

 

まずは「楽してお金が貰える可能性」についてですが、パチンコでは1日で数万単位の勝ち負けが出ます。

普通に働いた場合、人によりますが1日あたりの給料は1万~2万程度でしょうし仕事ですから嫌な思いもすることでしょう。

パチンコなら座ってハンドルを回しているだけ。スマホなどで別の事をしながらでも数万の利益が出る可能性がある為、軽い気持ちで行ってしまうのだと思います。

パチンコに行かない人からすればパチンコ店を経営する費用などを差し引いてもお店側は利益を出しているのですからお客さん側が勝てる訳ないと考えるでしょう。

実はパチンコにハマっている人も理解はしています。

「勝てるはずがないのは分かってる。でも一時的になら勝てるかも?少し利益が出たら止めよう」

私はこう考えていました。

 

少しの利益で止めれないのがギャンブルの怖いところです。

利益が出れば「もう少し勝ちたい」負ければ「負けた分だけ取り返したら止めよう」また負けても「何万の負けまでなら許容範囲」どんどん泥沼にハマっていきます。

結論としては勝っても負けても必ず負ける思考回路になっているのです。

そしてギャンブルに依存している間は視野が狭くなっており、その事にも気づけないから厄介です。

何故そこまで視野が狭くなるのかについては「躍動感」も原因の1つだと思います。

 

パチンコは機種を作っている側も設置しているお店側もお客さんに「躍動感」を与えられるように考えています。

実はパチンコというのは大当たりが出るまでは結構つまらないんです。

お金は減っていくしダラダラと同じ演出を見続けていて、頭の働きも悪くなっていきます。

そんな時、急に派手な演出が出てきて大当たりになり利益が出るので普段の生活では中々味わえない「躍動感」を感じることが出来ます。

人間の脳は嫌なことを忘れて嬉しい事を覚える仕組みになっていると聞いたことがあります。

私もパチンコに行った後にダラダラと過ごしていた大当たりまでの時間を覚えていませんでした。大当たりや派手な演出だけが脳に残っており、数日後にはまた行ってしまうというのを繰り返して借金を抱えるまでに至ったのです。

 

私の結論としてはパチンコを止めるには「行かない」ことでしか予防は難しいでしょう。

「給料の中で少しなら」とか「1000円だけなら」とか制限を設けて楽しむ事は出来ない仕組みになっていると思ってください。