ギャンブルを絶って3ヵ月
最後にパチンコをしてから3ヵ月が経ちました。
実家にいることや在宅ワークで基本的に家にいる事からパチンコへ行かないのは現状それほど難しくありませんがギャンブル依存症が治っているとは思っていません。
過去にも1年近くパチンコに行かなかった事はありましたし、それでも結局パチンコをしてしまい借金を増やしています。
タバコとかなら3ヵ月も禁煙出来れば依存症が治ったと言えると思いますがギャンブル依存症は治ったと判断するのが難しく、どれだけの期間行っていなくても一度行ってしまえば泥沼にハマるものです。
以前にも書きましたがギャンブル依存症から抜け出すにはお金への執着を減らす事が最善だと思います。
理屈では分かっていても寝る前などに不安な気持ちや現状をすぐに変えたいと思うこともあり、まだまだギャンブル依存症の治療には時間が掛かりそうです。
ギャンブル依存症=パチンコ好きではない
「ギャンブル依存症=パチンコ好き」と思っていませんか?
実は私はパチンコに行きたくなくても行くしかないと思いパチンコ屋に通っていた時期があります。
何故そんな状況でもパチンコをしていたのかというとギャンブルによる「嘘」が原因です。
皆さんも「ギャンブル」というのは基本的に悪いイメージがあると思いますが、借金をしている人にとってはギャンブルをしたことは特に隠したくなります。
「借金をしているくせにギャンブルをしたとバレたくない」
「負けた分を取り返せば嘘がバレない」
「負けた分を取り返すまでパチンコに行き続けるしかない」
もはやパチンコに行くことが使命かのように考え、行きたくも無いのに行き、負け続けて借金を増やしていく。
「嘘」とは本当に恐ろしい行為なんだと今更ながら気付きました。
キッカケは一つの嘘から始まり泥沼から抜け出せなくなったギャンブル依存症の方は多いと思います。
私にとっても正直に何でも話すという事は今でも非常に難しく、万が一ギャンブルをしてしまった時に次は周りに言えるのかと聞かれたら微妙です。
「嘘を付かない為にギャンブルをしない」
ギャンブルをしたくなった時は嘘を付いた時の苦しさを思い出すようにして依存症から抜け出す日を夢見ています。
ギャンブル依存症と趣味について
ギャンブル依存症の治療法は人それぞれだと思いますがパチンコ以外の楽しみを探すのも効果があると思います。
しかし実はハードルが高い治療法でもあります。
ギャンブル依存症の治療で通院した際に先生から聞いたんですがパチンコのようなギャンブルに一度ハマるとパチンコ屋の看板や大当たりの音等、少しのキッカケで脳が強い刺激を受けてしまうそうです。
パチンコをしていると通常時と大当たりの時間とで大きな緩急があり、刺激が快楽として脳に保存されパチンコを連想させる物を見たり聞いたりすると脳が勝手に快楽を覚えてしまいパチンコの事しか考えられなくなるらしいです。
正に依存症ですね…。
問題はパチンコの快楽を脳が覚えている限り、他の事をしていてもパチンコを超える快楽がなく楽しめない事にあります。
そんな状態では趣味を見つけるなんて難しいです。楽しくないものが趣味になる訳ありませんから。
もちろん、そんな中で見つけた本当に楽しい事なら一生の趣味になると思いますし、最高の結果になるとは思いますが今まで生きてきて趣味を見つけられていないのも事実。
趣味とは無理に探すものではないので、まずはパチンコを連想するものから離れて脳を正常な状態にすることを優先してみましょう。
脳が正常なら楽しい事なんて沢山見つかる世の中なので見える景色が変わるはずです。
これは今現在、私自身にも毎日言い聞かせている事なのでギャンブル依存症の方は一緒に「普通」を目指しましょう。
現状について
私の現状についてですが…。
一時は400万あった借金も減ってきており、現在の借金は約180万です。
実家暮らしの為、養育費を引いたほとんどの給料を返済に充てています。
親には迷惑を掛けていますが借金をある程度減らすまではお世話になろうと思っています。
いい年して恥ずかしいという気持ちもありますが、ギャンブル依存症から抜け出すには収支が安定している必要があります。
お金に不安を覚えるとギャンブルに走ってしまう傾向にあります。
いくら持っていても不安を覚えることはあると思いますが、お金に執着しなければ生活出来るだけの給料でもギャンブルをしようとは思わないと考え、実家にいる間にお金への執着を弱めようと試行錯誤をしている毎日です。